GREETINGS

ご挨拶

初めまして。院長の吉村です。
 
私は獣医師になって、今年で30年目になります。獣医師になりたての頃は、ただ無我夢中で動物の病気を相手に奮闘しておりました。
その後、最先端の動物医療を学ぶため米国に渡りました。20年以上も前のことですが、その当時米国の動物医療は世界一進んでおり、既に専門の科が幾つか存在し、各科の専門医達が診療していたのです。日本の動物医療とは比較になりませんでした。その中でも大変興味を感じたのが、動物救急救命医療(ER)でした。24時間体制の診療で、しかもそこで仕事をしている獣医師ならびに動物看護師達は、外科・内科・画像診断科・神経科等の専門教育を受けているスーパー総合医療を提供できる人達だったのです。その後、これらのスーパー総合医療はクリティカルケアー科といって、重症患者の診断、治療を行う科として確立されていきます。
 
米国研修を終え帰国し、米国で学んだことを日本で提供できる喜びを感じつつ、鳩ヶ谷の地に開業致しました。当時は動物ERを24時間体制で行っている動物病院が全くなかったこともあり、夜間から深夜にかけては群馬県・茨城県・栃木県・神奈川県・東京都など関東一円からご来院されていました。当時は、すべての症例を完治させたいという思いが非常に強く、その思いを全うさせるために、人医の救急医療学会や、循環器学会などに入会し、学ぶことを続けました。
 
開業して数年が経過した頃に、米国の動物メディカルセンターへも視察に行きました。するとどうでしょう、彼らのレベルは更に上がっていたのです。腫瘍科があり、CT・MRIがあり、放射線治療までありました。
 
それから更に奮起し、所沢にあります日本小動物医療センターを開設し、初代CEOを務めさせていただきました。腫瘍の専門医を配し、CT・MRIを導入し、臨床病理診断、病理診断、画像診断、総合診療、ERなどを行う動物メディカルセンターです。
 
鳩ヶ谷での診療と所沢での診療を5年間続けたあと、ふと辿り着いた境地がありました。自分に力量がない、勉強不足のために治せない病気が存在すると信じて疑わず、動物医療を極めるべく精進していたのですが、かなりのレベルにまで到達したにも関わらず、治すことができない病気が増えていく一方なのです。日本中の専門医たちとネットワークを作り、日本ではこれ以上ない動物医療を提供できるはずなのに、治すことができないのです。治すことができない病気がたくさんあることを実感させられたのでした。
 
それでも、我々に期待をかけて、藁にも縋る想いでご来院されるご家族のことを思うと、落ち込んでばかりはいられません。自分に何が足りないのかをとことん突き詰めていきました。それから暫くの迷走の末辿り着いたのが、統合医療だったのです。
 
もちろん西洋医療は必要です。しかしそれだけでは事足りない。人の医療と同様に、獣医師から匙を投げられた難民は増える一方です。しかし諦めることはありません。統合医療があります。統合医療とは、最新の西洋医療とそれ以外の医療を合わせて行うことです。当院で行っております西洋医療以外の治療は、振動療法・温熱療法・マイナスイオン療法・食事療法・高濃度ビタミンC療法・ウクライン療法・便移植療法・抗癌サプリメントなどです。かなりの実績を積んでまいりましたが、大きな効果を実感いたしております。何より素晴らしいことは、全く副作用がないということです。
 
西洋医療を全力で駆使することは最低限必要なことです。しかし、西洋医療の限界を引き出したとしても治せないことがあります。そういった場合、人、動物にかかわらず多くの医療現場では、ご本人やご家族に諦めていただく説明をすることになります。私はその限界を超えるべく、統合医療を模索し続けているのです。