COMMON DISEASE

よくある病気

 大腸性下痢

 症状

粘液性の下痢で、少量の粘液便を数回排出します。色は黄色から茶色で、鮮血が交じることがあります。食欲が低下し、嘔吐を伴うこともあります。

 原因

食べた物の影響や体調などにより、腸内の細菌のバランスが崩れた時に起きます。また、散歩時に病原性のある細菌を舐めてしまうと口から感染します。陽気が良くなり、細菌活動が活発になり始める春先に多いです。幼犬や老犬のような免疫力の低いワンちゃんに多く見られます。頻繁に起きてしまう場合は免疫力が低下していることが疑われますので、各種検査を行うことが勧められます。
糖尿病・副腎皮質機能亢進症・腎不全・腫瘍性疾患などの疾患は全身の免疫力を落とします。

 検査

糞便検査が重要です。症状が見られた場合は便を持ってきて下さい。乾燥しないようにラップやホイルに包んでいただけると検査が可能です。小指の先ほどの量があれば十分です。

 治療

腸内細菌のバランスが崩れているので、抗生剤と整腸剤でバランスを整えます。通常これらの治療を行えば、1~2日で改善が見られます。もし改善が見られない場合は、他の疾患が疑われますので、再度診察が必要です。